大切な人へのプレゼントはどんなものだと喜んでもらえるのか、いろいろな選択肢を考え、悩むこともあるのではないでしょうか。そこで今回は、さまざまなシチュエーションに対応でき、誰にでも喜んでもらえるバラの贈りものをご紹介しますので、プレゼント選びの参考にしてみて下さい！
大切な人へバラを送るのは中国からの由来だった？
中国には1年に2回もバレンタインがあるのをご存じでしょうか？ひとつは2月14日にある、日本でも馴染みのあるバレンタインです。中国ではバレンタインとは言わず『情人節』と呼ばれていて、この『情人』は『恋人』という意味があります。
そしてもうひとつは、『チャイニーズ・バレンタイン』。別名『七夕情人節』とも呼ばれています。2月14日に行われるバレンタインは西洋が起源のため、中国が起源のものも必要だとして、旧暦の7月7日を中国独自のバレンタインとして定めました。
中国のバレンタインは2回とも男性から女性へプレゼントを贈ることが主流となっており、特にバラの花束を贈るのが人気です。日本では男性から女性へバラの花束を贈ったりすることは少ないのではないでしょうか。
バラは赤やピンクの他に、白や黄色、オレンジ、紫、青色とさまざまな色があり、その色によって花言葉が異なります。また、本数にも36通りの意味があるので、花言葉や意味などを含ませ、記念日などの特別な日に大切な人へ贈るのは、とっても素敵でおすすめなプレゼントです。
恋人やパートナーへ贈る花として人気があり、花束の主役となるバラ。そんなバラには色や種類、状態や組み合わせなどから様々な花言葉があります。また内容も素敵な意味を持つものから意味深な意味を持つもの、ネガティブな意味を持つものまで様々です。今回は[…]
シチュエーション別おすすめのバラ
バラは色や本数によってそれぞれ意味が異なるので、シチュエーションに合わせてプレゼントを選びましょう。
ここではシチュエーション別におすすめのバラを紹介していきます。
記念日や誕生日におすすめのバラ
記念日や誕生日に大切なパートナーへ贈る場合、「いつも一緒にいよう」という意味のある9本や「あなたは完璧」という意味の10本、「いつもあなたを想っています」という意味の24本がおすすめです。結婚記念日など特別な時には「あなたが毎日恋しい」という意味の365本をプレゼントするのもおすすめです！365本のバラを貰うなんてことは滅多にありませんから、きっと素敵な思い出になるのではないでしょうか。365本もあるとひとつの花束にまとめて持つことは難しいので、自宅の部屋にこっそり準備してサプライズプレゼントとして驚かせてみましょう。
友達の誕生日などには「永遠の友情」という意味のある13本がおすすめです。黄色いバラには「友情」という花言葉がありますが、「嫉妬」などネガティブな花言葉もあるので注意が必要です。
感謝の気持ちを伝えたいときにおすすめのバラ
お世話になった人などに感謝の気持ちを伝えたい時には8本のバラの花束がおすすめです。8本には「あなたの思いやりや励ましに感謝します」という意味があります。言葉では伝えきれない感謝の気持ちを、バラの花束にも込めて贈るのも良いですね。
恋の勝負に贈りたいときのバラ
恋の勝負といえば、まずは告白です。告白の際には「一目惚れ」という意味の1本や「ひそかな愛」という意味の7本、「いつもあなたを想っています」という意味の9本がおすすめです。花束は気恥ずかしい場合、バラは華やかさがあるので一輪でも十分素敵な贈り物になります。逆に「一目惚れ」という意味でバラをプレゼントしたいけれど1本だけではさびしく感じてしまう場合は、バラは1本で、その他の花と組み合わせて花束にして贈っても良いですね。
そしてもうひとつ、プロポーズも恋の勝負ではないでしょうか。プロポーズには「結婚してください」という意味の108本で決まりです！また、赤いバラの中に白いバラを組み合わせることで「結婚してください」という意味になるので、108本もバラを準備出来ない場合などには色の組み合わせで意味を含ませましょう。
母の日におすすめのバラ
母の日はカーネーションを贈るのが定番となっていますが、バラをプレゼントするのもおすすめです。11本のバラの花束には「最愛」という意味があるので、母の日に贈るのにおすすめの本数です。定番のカーネーションも良いですが、たまにはバラの花束を贈っても喜ばれるのではないでしょうか。
父の日におすすめのバラ
父の日には母の日と同様に、「最愛」という意味がある11本がおすすめです。「尊敬」という意味がある白いバラを選ぶことで、父の日に贈るのに最適なプレゼントになります。母の日のように定番のものがない父の日、今年は白いバラ11本をプレゼントしてみるのも良いですね。
仕事の成功や入学祝いにおすすめのバラ
仕事の成功や、受験を乗り切って志望校に入学のお祝いなどには青いバラがおすすめです。青いバラは作ることの出来ない不可能な花とされていました。そのため青いバラは「不可能」という花言葉でしたが、サントリーとオーストラリアにある企業との共同開発によって青いバラが誕生しました。不可能とされていた青いバラを作ることを可能にしたため、現在では「奇跡」「夢かなう」という新たな花言葉が生まれました。「夢かなう」に相応しいお祝いごとには青いバラを贈ることをおすすめします。
思い返せば、出産前は「子づくり」を意識したラブタイムばかり。妊娠中はお腹が気になってベッドの中で抱き合うことはできなかった…。 そして、子どもが産まれたあとのラブタイムも、恋人時代のあの頃ように、興奮して胸が高鳴ったり、お互いを激しく[…]
枯れるのが嫌という方におすすめのバラ
せっかくきれいな花を貰っても枯れてしまうのが嫌だと思う方も少なくありません。枯れてしまうのを嫌がる方には、きれいな状態をキープ出来るプリザーブドフラワーやボトルフラワーでバラをプレゼントしてみてはいかがですか？
プリザーブドフラワー
プリザーブドとは英語のpreserved、「保存された」という意味があります。生花を特殊な液の中に沈めて、水分を抜いて作られています。生花のように香りを楽しむことは出来ませんが、生花に比べて長持ちし、水やりの必要がないのが特徴です。湿気の少ないヨーロッパなどでは5年から10年ほどもつと言われていますが、日本は多湿な気候なので、2年から3年ほどが平均的な保存期間と言われています。長期間きれいな状態を楽しむことが出来るプリザーブドフラワーは、おすすめのプレゼント方法です。
プリザーブドフラワーにはバラが使われていることが多いので、バラを贈りたい場合にもとても向いているプレゼントになっています。
プリザーブドフラワーを置く場合は高温多湿や直射日光など強い光を避けましょう。直射日光や強い光は色あせの原因に、高温多湿は花びらの変色の原因になります。また、極度な乾燥も花びらのひび割れを招きます。温度は18～25度、湿度は30～50%の環境を目安にするとプリザーブドフラワーの保管に適している環境となります。
プリザーブドフラワーはデリケートなので、保管するときもケースに入れておくことをおすすめします。ケースに入れておくことで、湿気や風、日光など外からのダメージを緩和させることが出来ますし、ホコリも防いでくれます。バスケットなどにアレンジメントされているなど、ケースがない場合は、外からのダメージが受けにくいところに置きましょう。ホコリが気になったときは毛先の柔らかいホコリ取りやチークブラシのようなもので優しくホコリを取るようにしましょう。
フラワーギフトを取り扱っているところであれば、プリザーブドフラワーも取り扱っていることが多いので、そういったところで購入することが出来ます。フラワーギフトで有名な日比谷花壇では、さまざまなデザインのプリザーブドフラワーが販売されています。ディズニーやハローキティなどのキャラクターとコラボレーションした可愛らしいアレンジメントやギフトとセットの商品もあるので、相手に合わせた最適なタイプを選ぶことが出来ます。プリザーブドフラワー専門店の花香房COCOでは、プリザーブドフラワーのアレンジメントの他に、手作りキットも販売されていますので、オリジナルのアレンジを加えて作ることも可能です。
ボトルフラワー
ボトルフラワーは乾燥させた花をガラス製のボトルに、湿気を吸収するシリカゲルと共に密閉したものです。乾燥させているのでドライフラワーですが、シリカゲル強制乾燥法と呼ばれる方法を用いているので、一般的なドライフラワーのように花がしわしわにならず、生花のようなあざやかな彩りと形を長期間保つことができます。
ボトルフラワーは密閉されていることから、病院など生花の持ち込みが禁止されている場所でも贈ることができるので人気が出てきています。ドライフラワーなので水やりは不要ですし、ボトルに密閉されているので汚れてしまってもボトルをきれいにするだけで済みます。
楽天などで取り扱いがあるので、購入することも出来ますし、空き瓶とシリカゲルを使って手作りすることもできます。
普段から花を飾ったりしている人の場合、家に花瓶が置いてありますが、そうでない場合は花瓶がないことも考えられます。花瓶がないのに花瓶が必要な花を贈っても迷惑に思われてしまうこともあるので注意が必要です。プリザーブドフラワーやボトルフラワーであればそのまま飾ることが出来るので、花が枯れるのを嫌がる人だけでなく、花瓶を持っていない人にも気軽に贈ることが出来ます。
どちらもバラが使われていることが多いですが、まれにバラのないアレンジメントもあるので、購入する際はバラが使われているか注意が必要です。
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特別感を演出したいという方におすすめのバラ
記念日や誕生日、プロポーズなど、普段とは違った特別な演出がしたい場合にもバラを使ったおすすめのプレゼント方法があります。
フラワージュエリー
■出典:http://eikajapan.com/store/
バラのプリザーブドフラワーと共にダイヤモンドジュエリーを贈ることが出来るのが、EIKAのフラワージュエリーです。このフラワージュエリーのダイヤモンドジュエリーはチャーム状になっており、贈られたあとにリングやネックレス、ブレスレットなど好きなアイテムへリメイクできるサービスが無料でついています。ダイヤモンドを一列に並べ替えてエタニティリングにすることも出来るようになっています。相手のサイズや欲しいデザインが分からなくても贈ることが出来るので、特別な時の演出におすすめなプレゼントです。
使用するバラの色やダイヤモンドジュエリーのデザインも豊富で、相手のイメージやプレゼントのシーンに合わせて選ぶことが出来るようになっています。ジュエリーをリメイクしたあとは付属のフラワーチャームをバラに取り付けるので、一緒に贈ったバラも思い出にとっておけるのもとても良いですよね。
フラワージュエリーに使用されているバラは、南米エクアドル産、世界最高級の希少な品種だそうです。また、パッケージに使用されているリボンにはミクロのパフュームカプセルが生地全体に埋め込まれているので、プレゼントを贈った瞬間からバラの香りの演出も楽しむことが出来ます。細部にもこだわりのあるフラワージュエリーは、きっと女性に喜ばれるのではないでしょうか。
http://eikajapan.com/store/
ボックスフラワー
■出典:https://www.saintjordiflowers.com/
ボックスフラワーとは、箱の中に花をアレンジメントしたフラワーギフトのことを言います。見た目の美しさや華やかさ、箱の中に花がアレンジメントされている驚きなどから贈り物として人気が出てきているそうです。
ボックスフラワーに使用されている花は、大きく分けると生花のものとプリザーブドフラワーのものがあります。華やかなバラはボックスフラワーのアレンジメントに使われることが多いので、バラをプレゼントしたい時の選択肢のひとつにボックスフラワーというのもおすすめです。箱を開けるまで何が入っているのか分からないので、サプライズプレゼントにも最適です。
ボックスフラワーは名前の通り箱の中に入っているので、そのまま飾っておくことが出来ます。生花であれば中に吸水性スポンジが入ってるので、スポンジが乾かない程度に水を与えましょう。プリザーブドフラワーであれば水やりは不要ですが、高温多湿や直射日光はプリザーブドフラワーをダメにしてしまうことがあるので注意が必要です。
SAINT JORDI FLOWERSで購入することが出来ます。また、自分で作ることも可能なので、心を込めて手作りするのもおすすめです。
生花で手作りする場合は、箱を用意し、その箱に合わせて吸水性スポンジをカットします。スポンジの底や側面をセロハンで包み、花を挿していきます。花は密に挿し込んだ方がきれいに仕上がります。ある程度の長さの茎もつけておくことが必要なので、少なくとも10cmほどの高さのある箱を選びましょう。プリザーブドフラワーで手作りする場合、水は不要なので、吸水性スポンジや箱の高さなどは特に必要ありません。
https://www.saintjordiflowers.com/
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バラのプレゼントを配送したいときは？
記念日に会えないなど直接手渡しできない場合に、バラのプレゼントの配送方法をご紹介します。
配送方法はどんなものがあるの？
バラに限らず、自身で生花を配送する場合、生花は傷みやすいので配送方法にも気を配る必要があります。夏場など暑い季節は運搬中に花が傷んでしまうことがあるので、0から10℃程度で保冷してくれるクール便などを利用しましょう。梱包前にはしっかりと水をやり、しっかりと固定されるように梱包が必要です。どうしても運搬中にゆれてしまうので、専用の段ボールを使用するか、通常の段ボールでも花の周りの隙間を梱包材で埋めるようにしましょう。
フラワーギフトを扱っているところであれば、ほとんど配送を頼むことができるので、手作りのフラワーギフトなどでなければ頼んでしまった方が安心です。
プレゼントするときに気を付けたいこと
バラの花束などのプレゼントを配送したい場合、まずは受け取る相手側が必ず受け取れる日時に送るようにしましょう。当日不在で受け取れないなどがあると、その間に花が傷んでしまうことがあります。サプライズでバラを贈りたい場合は生花の花束などは控え、プリザーブドフラワーにした方が安心です。
また、お花屋さんなどに頼む場合は遅くとも希望日の一週間前には頼むようにしましょう。事前に頼んでおくことで、一番いい状態で相手に届くように配慮してもらうことが可能です。せっかくのプレゼントですから、一番いい状態のものを相手に楽しんでもらいたいですね。
急ぎの場合。当日届くものもある！
準備が間に合わなかった場合などでも、当日届けてくれるところもあります。急ぎの場合は利用してみて下さい。
花キューピット 当日配送
■出典:i879.com
花キューピットでは昼12時までなら当日に届くサービスがあります。パソコンやスマホなどから簡単に注文することが可能です。電話であれば13時まで受付をしているスーパークイック便もあります。
フジテレビフラワーネット お急ぎ便
■出典:http://www.fujitv-flower.net/oisogi/
フジテレビフラワーネットでも同様に昼12時までなら当日に届くサービスがあります。
どちらのサービスもある程度の希望や予算、色の系統などを伝えるだけでプロにおまかせ出来ますが、バラの色や本数など細かい指定は出来ないようになっています。 指定は出来ませんが、バラは華やかなのでプロにおまかせになってしまっても含まれている場合があります。どうしても今日中に届けてほしいという場合には、当日配送のサービスを利用しましょう。
結婚生活の大先輩の両親へのプレゼント、皆様にあげていらっしゃいますか？誕生日や父の日、母の日はあげてるけど、結婚記念日は知らない…なんて方も多いのではないでしょうか。実は今意外と両親の結婚記念日にプレゼントする人が増えています。その中でも人[…]
大切な人に喜んでもらうために
バラは色や本数によってそれぞれに意味があり、さまざまなシチュエーションで、好きな人や大切な人、お世話になった人や両親に贈ることが出来ます。まずは色や本数の意味をチェックして、シチュエーションに最適なものを見つけてみましょう。花束に限らず、プリザーブドフラワーやボトルフラワー、特別な時にはフラワージュエリーやボックスフラワーなどさまざまなタイプで華やかになるバラはプレゼントに最適です。バラをプレゼントするのは気恥ずかしいこともあるかもしれませんが、きっと喜んでもらえるプレゼントです。ぜひ大切な人に贈ってみましょう。